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認可保育園の副食費徴収の撤回を求める陳情

元-29 認可保育園の副食費徴収の撤回を求める陳情

受理番号
元-29
受理年月日
令和元年11月5日
付託委員会
文教委員会
委員会付託日
令和元年12月4日
議決年月日
令和2年3月24日
議決結果
撤回承認
紹介議員

内容

 認可保育園の副食費徴収の撤回を求める陳情

【陳情の趣旨】
 令和元年10月から始まった国の幼児教育・保育無償化については、消費税を10%に増税することと引き換えに進められました。
 しかし、保育園の保育料が無償になった反面、足立区での毎月の給食副食費4,500円(3歳〜5歳)の実費徴収は、負担となる世帯が出てきます。
 給食というのは、単なる食事の提供ではなく、「保育・教育」の一環として、これまで都がすすめてきた素晴らしい施策です。これを足立区では、給食は保育ではないとし、子ども施策から外すということになりました。23区中18区はきちんと区が保障してくれています。また、同じ4,500円を徴収する区の中でも、足立区は360万円以上の世帯となっており、5区の中でも一番低い収入基準です。なぜ、足立区はそこまでして副食費を取るのですか、今回あえて有料にするというのは、どうしてなのでしょうか、きちんとした説明もなく、園からお知らせが直前に配布されただけです。もし、副食費が払えなくなった場合、子どもは給食を食べさせてもらえないということもあるのではないか、また、滞納を理由に退園させられる可能性もあるのではないかなどの不安がつきません。
 現場では、副食費徴収の事務が新たに発生するために、どう対応するか検討するなどの混乱が生じており、「全額助成になれば、こんな苦労はしなくてもすむ」などという声も聞かれます。また、「副食費が今後も上がっていくのでは」などの声もあがっています。
 少子高齢化のもと、子育て支援の施策が重視されている時に、支援とは真逆の「副食費を徴収する」ことに大きな疑問をもちます。とりわけ、「足立区は子どもの食育と健康」を大事に考え、子どもや保護者たちに「野菜を食べよう」とベジファーストキャンペーンを大々的にうたっているというのに、子どもたちの発達と成長に責任をもたず、負担を区民に強いるという施策は、大きな矛盾であり、不信感しかありません。子育てしやすいまちというアピールもしにくくなるのではないでしょうか。すべての子どもたちに給食と食育の保障をお願いします。以下、陳情します。
【陳情項目】
1.認可保育園の副食費の徴収について、ただちに再度充分な検討をし、必ず撤回すること。

会議録

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