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議案名

3 足立区議会から東京都へ、受動喫煙防止対策に関する意見書提出を求める陳情

受理日

平成30年2月8日

付託委員会

付託委員会
厚生委員会
付託日
平成30年2月23日

本会議議決結果

議決日
平成30年12月21日
議決結果
撤回承認

紹介議員

内容

【陳情の趣旨】
 東京都が進めている受動喫煙防止対策に関し、我々は理念に異を唱えるものではありませんが、対策が条例制定にかなり偏っており、既に事業者が実施している実効性の高い施策の継続性や更なる施策拡充といった検討がなされていないようにお見受けします。また、東京都による意見公募が一度実施されただけで、条例制定までの議論過程が広く事業者や都民に周知されておりません。よって、まずは事業者や都民の声をもっと聞き入れ、多様な観点から対策を慎重にご検討いただくよう、足立区議会から東京都へ意見書の提出を求めます。

【陳情の理由】
 2019年のラグビーワールドカップおよび2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を契機として、受動喫煙防止に関わる議論が進んでおります。東京都では、子どもを受動喫煙から守る条例が2017年第3回定例会にて採択されたと承知しておりますが、その制定プロセスにおいては事業者や都民の声に耳を傾けずに制定されたと聞いております。このような状況下で受動喫煙防止に関する条例化検討が今後進んでいくことに対して不安を抱かざるを得ません。
 現在、東京都において「外国人旅行者の受入れに向けた宿泊・飲食施設の分煙環境整備補助金」「飲食店等における店頭表示率の向上促進」がすすめられており、道半ばだと聞いております。我々はその取組み・趣旨に賛同しており、受動喫煙防止対策が益々進むことを切に願っております。
 よって、東京都による条例化議論は、一方的で事業者の声が反映されないまま検討されてきましたが、この状況が改善されるよう、以下3点を東京都へ意見書として提出することを求めます。
1.東京都は足立区と十分協議すること。
2.受動喫煙防止条例(案)について、都民や条例(案)で明記されている各種事業者の声にきちんと耳を傾け、その意見も十分に踏まえて慎重に検討を行うこと。
3.受動喫煙防止条例(案)については、国の動向を踏まえたうえで慎重に検討を行うこと。

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