12 足立区の公立幼稚園・小・中学校での30人以下の少人数学級実施についての請願
平成17年9月9日
針谷みきお
請願の趣旨
1. 足立区内公立のすべての幼稚園・小・中学校で、区独自の措置で30人以下の少人数学級を実施してください。
2. 30人以下の少人数学級を全都の幼稚園・小・中学校で実施するよう、都に意見書を上げてください。
請願理由
日頃より、足立区の子どもと教育のために、ご尽力くださいまして有難うございます。
さて、学校5日制・新学習指導要領に続き、学校二期制も導入され、一層過密になった子どもたちの学校生活や学力低下を心配する声が日増しに大きくなっています。このような中で、みんながわかる授業、豊かな人間関係を結べる環境をつくるため、独自の措置で30人〜35人以下の少人数学級を実施する地方自治体が急速に増え、2005年度現在で未実施は東京と香川の2都県のみとなっています。少人数学級が実施された道府県では、「少人数学級になって、子どもも先生も、私たちも安心とゆとりが感じられる」と、保護者たちから声が寄せられるなど、各方面から大歓迎されており、このままでは東京都の子どもたちと全国の子どもたちの間には、重大な教育条件の格差が生まれてしまいます。
私たちの足立区でも、多くの子どもたちが、狭い教室にひしめき合いながら、それでも、一生に一度の子ども時代を一生懸命生きようとして頑張っています。そうした子どもたちを励まし、より良い教育環境をつくるために、足立区の幼稚園・小・中学校でも一刻も早く、30人以下の少人数学級を実現して下さいますよう請願いたします。