議員提出第5号 中・軽度知的障がい者の医療費負担軽減を求める意見書
東京都の心身障害者医療費助成制度(マル障)では、愛の手帳1度及び2度の知的障がい者について、医療費の自己負担が無料又は1割負担となっている一方、3度及び4度の知的障がい者については、健常者と同様に3割負担となっている。
知的障がい者は、収入が低い傾向にあり、特に福祉就労をしている方は、本人の収入だけでは生活費を賄うことが困難な状況にある。また、高齢化に伴い医療ニーズが増加する中、医療費の自己負担があることは、知的障がい者本人やその家族にとって大きな負担となっている。
さらに、親なきあとにおいても、収入が少ない中で医療費の自己負担が生じることから、必要な医療を受け、継続して通院することができるのかという不安は深刻なものとなっている。
誰もが必要な医療を安心して受けられる環境を整備するためには、中・軽度知的障がい者の医療費負担を軽減する取組を早急に進める必要がある。
よって、足立区議会は東京都に対し、愛の手帳3度及び4度の知的障がい者についても医療費負担の軽減を図るため、心身障害者医療費助成制度の対象拡大など、必要な取組を一日も早く実施するよう強く求めるものである。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和8年10月20日
議長名
東京都知事 あ て