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自衛隊への若者の個人情報提供の中止を求める陳情

27-40 自衛隊への若者の個人情報提供の中止を求める陳情

受理番号
27-40
受理年月日
平成27年9月10日
付託委員会
総務委員会
委員会付託日
平成27年9月29日
議決年月日
平成27年10月23日
議決結果
不採択
紹介議員

内容

 自衛隊への若者の個人情報提供の中止を求める陳情

【陳情の趣旨】
 足立区は、自衛隊に住民基本台帳を抽出閲覧させ、18歳から26歳の若者の氏名・住所・年齢・性別などの個人情報を提供しています。これをもとに、自衛隊は若者へダイレクトメールを送り、勧誘をつよめています。2014年7月、集団的自衛権の行使容認の閣議決定直後にダイレクトメールが届いたときには、「赤紙がきた感じ」「怖い」などの声が広がり、私たち母親も大きな衝撃を受けました。
 自衛隊はいま、海外の戦争に参加する「軍隊」へと変貌しつつあります。イラク・アフガン戦争では、それまで以上に戦闘現場に近づき、極度の緊張をしいられ、54人もの方が帰国後に自ら命を絶ちました。もし自衛隊がさらに危険な活動をしいられれば、犠牲者が増える可能性がいっそう高まります。
 また、生活苦から入隊を余儀なくされる「経済的徴兵制」の懸念が高まっています。不安定雇用の増大や高額な教育費など、若者をとりまく経済環境が厳しさを増すなか、自衛隊を頼らざるをえない若者が増えています。
 自衛隊への個人情報の提供は、結果として、若者の入隊をうながし、海外の戦争へと送り込むものです。私たちは、日々こどもたちの幸せを願って子育てしている母親として、人の命を犠牲にする戦争への道に強い不安を感じています。どの子も、どの若者も、海外の戦場で殺し殺される恐怖を与えたくありません。東京都内では、半数以上の自治体が、自衛隊へ若者の個人情報の抽出閲覧をさせていません。足立区においては、住民の命を守る自治体の立場に立って、自衛隊への個人情報の提供をすみやかに中止することを求めます。
【陳情項目】
 自衛隊への18歳から26歳の若者の個人情報の提供を中止して下さい。

会議録

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