- 受理番号
- 02-18
- 受理年月日
- 令和2年10月12日
- 付託委員会
- 議会運営委員会
- 委員会付託日
- 令和2年10月20日
- 議決年月日
- 令和2年12月21日
- 議決結果
- 不採択
- 紹介議員
内容
白石正輝足立区議会議員の性的マイノリティに対する差別発言の撤回・謝罪等を求める陳情
【陳情の趣旨】
本年9月25日の足立区議会で白石正輝議員は、少子化問題の質問中「L(レズビアン)だってG(ゲイ)だって法律で守られてるじゃないかなんていう話になったんでは、足立区は滅んでしまう」と、事実に基づかない憶測と偏見で性的マイノリティを貶める発言をしました。
性的マイノリティが人口に占める割合は左利きや血液型AB型とほぼ同じという複数の調査結果もあり、教育によって増減はしません。海外の例を見ても、同性婚の法制化と少子化に相関関係はありません。
この発言に、当事者を含め、区の内外から多くの批判の声が寄せられましたが、白石議員は「当事者が不快と思っても別に良い」と反発したと報道されています。人権に関わる問題を個人の快・不快の問題にすり替えることは政治家として許されません。
また、この発言はLGBTQ当事者だけでなく、様々な事情や価値観に基づき、子供を持たない選択をした人々をも否定する内容です。
誰も差別や偏見によって傷ついたり苦しんだりしない環境を整えることこそ政治家の重要な責務であるという観点から、下記の2点を陳情します。
【陳情項目】
1.白石正輝足立区議会議員の性的マイノリティに対する差別発言の撤回・謝罪を促すよう議長が主導的立場を担い、進捗状況を議会に報告すること。
2.無知による差別と偏見のない足立区を目指すため、LGBTQ当事者等を招いた区議会議員および区民も参加可能な研修の場を設け、その成果を議会として区民に報告すること。またその際、白石議員の出席は必須とすること。
会議録