29 消費税増税反対に関する陳情
平成20年11月18日
[陳情事項]
消費税増税に反対する意見書の決議をし、政府に送付していただくこと。
[陳情趣旨]
私たちのくらしは、収入が落ち込み、医療・年金・介護などの負担が増えて苦しくなるばかりです。
消費税は、導入時も、5%への引き上げ時にも、「社会保障のため」「国の財源が大変」などが理由とされました。しかし、消費税導入・税率引上げの一方で、医療や年金などの社会保障制度は改悪され、国の財政赤字は膨らみ続けています。
この間の世論調査の結果でも「社会保障の財源確保であっても消費税の増税に反対」 が回答者の過半数を占めるに至っております。
社会保障財源を確保するには無駄遣いをやめ、税金の使い道を福祉と国民のくらし優先に変えるべきではないでしょうか。
消費税が増税されれば、国民の消費が落ち込み、地域経済はさらに悪化してしまいます。そもそも消費税は大金持ちには負担が軽く、所得の低い人ほど重くなる、最悪ともいうべき逆進的な税制です。増税が「貧困と格差」をいっそうひどくすることは明らか です。
私たちは、国民のくらしや家計を守るため、消費税の増税につよく反対します。