34 足立区立小学校に特別支援学級設置を求める陳情
平成20年12月1日
[陳情の趣旨]
足立区立小学校の特別支援学級を適正配置してください。
[陳情理由]
足立区立小学校には、通級学級を含め24校に特別支援学級が設置され、特別な指導が必要な子どもについては、障がいの状態により、学級での指導や通級による指導が行われています。
学校によっては在籍している児童数が増加するなど、定員枠がかなり厳しくなっているなどの現状があり、今後、特別支援学級を新規に設置する場合は、区民ニーズ、地域的なバランス、人口・学校密度に応じた対応が必要と考えます。
また、自宅の近隣に特別支援学級がない場合は、保護者が付き添って通わなければなりません。健常児の子ども達は、基本的に家から一番近い学校に通学することができます。ですから、障がいのある子ども達も、学校に安全に通えるようにしてもらいたいと思います。
特別支援学級は、学校教育法により、どの(公立)学校にも設置が可能とされ、東京都の学級編成基準で障がいの状態、指導形態により学級定員が定められています。
特別支援教育が始まり、一人一人の教育的ニーズに応じたきめ細かな教育的支援を行っていく上でも、特別支援学級の増設について今後早急に具体的な計画を行っていただきたいと思います。
また、その計画を作成する際には、一人でも多くの子ども達が、安全に通学できるように交通の便についても、併せて考慮していただきますようお願いいたします。