15 認可保育園の増設を求める陳情
平成23年6月13日
【陳情の趣旨】
いま足立区では、申し込んでも認可保育園に入れない子どもが急増し、07年に391人だったものが、今年は1,578人(第一次不承諾)にものぼりました。
「3年連続で入れなかった」「夫婦ともフルタイムで働いているのに…」「働けなくて家計が大変」など、困っている親や子どもがたくさんいます。失業や不安定雇用がふえ、暮らしの厳しさが増しているときだからこそ、安心して子どもを預けられる保育所が必要です。
認可保育園をつくることは、自治体が子どもの保育に責任をもつということです。とくに、災害から子どもを守るには、公的な責任のある対応が欠かせません。東日本大震災では、被災地の保育所の多くが認可保育園で、子どもの命を責任もって守り、園内にいた子どもは全員無事でした。
足立区も、自治体として子どもの保育にしっかりと責任をはたし、親が働きながら安心して子育てできるようにしてほしいです。すでに都内各地では待機児を解消するために認可保育園の増設がすすんでいます。足立区でも、ただちに認可保育園を増設していただくようお願いします。
【陳情項目】
保育を必要とするすべての子どもが保育園に入れるように、認可保育園を増設して下さい。