32 放射線測定器の区民への貸し出しについての陳情
平成27年6月15日
【陳情の趣旨】
福島第1原発の事故から丸4年が過ぎました。いまだに避難者は12万人を超えるといわれており、故郷へ帰りたくても帰れない状況が続き、解決にいたっておりません。また、現地では汚染水の海洋への垂れ流しなど全くずさんな対応に、一刻も早くすべての英知を集めた政府の対策を期待するものです。
そんな中で、以前にも増して区内の放射線量が高くなっているのではないかと不安になり、継続的に測定していく必要性を強く感じるこのごろです。
とくに子どもを持つ世代を中心に、自分の生活範囲ではどうなのか、という声があがっています。つきましては、区民に放射線測定器の貸し出しをお願いいたします。他区では早々に測定器を購入し貸し出しを行っています。区民の健康維持のために、今年こそ実現して欲しいと願うものです。また、高い数値が出た場合、区が再度測定して対策を講じていただくよう陳情いたします。
【陳情の項目】
放射線測定器を希望する区民に貸し出し、高い数値が出た場合再度区で測定し、区民が安心して生活できるよう対策を講じてください。