11 簡便な放射能測定器の貸し出しを求める陳情
平成28年2月15日
2011年3月の福島第一原発事故から4年半が経過しました。
が、事故は収束の見通しも立たず、汚染水は垂れ流しのままで放射性廃棄物は大量に野積みされたまま、山林は除染もされず放置されたままです。
私達は、原発事故後ずっと地域の測定を「放射能汚染から子ども達の健康を守る」立場から行って来ました。これまでの私達の測定では、半減期が2年のセシウム134の影響も原発事故から4年半を経過した現在でも自転車置き場や駐車場の雨樋の下では1μSv/時から2μSv/時近い値のスポットがいくつも存在しています。足立区は区有施設以外の測定をせず、実状を把握していません。
他の多くの自治体では、測定器の貸し出しを早期に実施して、区民が自ら測定し値の高かった箇所の低減措置も行い不安が解消され安心した暮らしが確保されています。区民からは「測定器がないので現状がわからず不安」の声も未だに寄せられています。このような不安には測定器を貸し出すことでなくすこともできます。
私達は、このような現状から下記項目を署名を添えて陳情いたします。区民の切なる願いをご理解いただいて、実現させていただきますようよろしくお願いいたします。
【陳情項目】
1.簡便な放射能測定器の貸し出しを実施して下さい。