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議案名

16 国民健康保険料の値下げと低所得者の負担を軽減することを求める意見書の提出を求める陳情

受理日

平成29年9月11日

付託委員会

付託委員会
区民委員会
付託日
平成29年9月25日

本会議議決結果

議決日
平成29年12月22日
議決結果
不採択

紹介議員

内容

【陳情の趣旨】
 国民健康保険は社会保障のセーフティネットとも言われ、他の社会保険に入れない被保険者で構成されており、国民皆保険制度の要であり国民の健康を守る制度です。
 しかし、その国保料が、今年ここ10年では最高の値上げ幅で1人当たり年7,252円の値上げとなりました。その結果、国保料は1人当たり年平均11万8,441円と過去最高額になりました。15年以上の連続値上げです。足立区では保険料の滞納が2,800世帯が医療費は100%支払わないと医者にかかれない「資格証明書」の発行を受けています。必要な医療を受けられない人がさらに増えることが心配されます。経済格差が広がる中で介護保険料の値上げや年金の引き下げなどが重なり保険料が払いたくても払えない人が増えるなど国民健康保険制度本来の機能が失われようとしています。しかも、来年度からは国保制度の運営主体がこれまでの市区町村単位から都道府県単位へと変わりますが自治体独自の補助を抑制するなど規制が強められ、これまで以上に国保料の値上げにつながることが心配されます。国が行っている国民健康保険への財政支援金が足立区に支給されています。これを保険料の引き下げに活用することもできます。憲法25条にもとづいて発足した制度にふさわしく、国民健康保険が本来の役割を果たすよう以下のことを求めます。
【陳情項目】
1.国民健康保険料を東京都の財源で引き下げるよう働きかけてください。
2.国に対して、国庫負担の引き上げと減免制度の改善をするよう意見書を提出してください。

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