17 東京都人権プラザ分館の閉館後の活用を求める意見書の提出を求める陳情
平成29年9月8日
【陳情の趣旨】
東京都台東区橋場の東京都人権プラザ(敷地面積1420.95u)は2月に港区に移転しました。東京都は、橋場の人権プラザを「分館」として2018年3月末日まで会議室等の貸出しを行うが、その後は閉館することを決めました。
東京都人権プラザは、もともと東京都産業労働会館として設置され、都立の靴学校や試験研究機関をはじめ経営や生活総合相談業務がおこなわれ、東京東部地域の地場産業と地域経済に大きく貢献してきました。また、現在でも地域住民の交流や福祉の向上にも寄与しています。
この場所は今後とも地域のコミュニティの場として、また歴史的経緯からも地場産業発展のための靴・履物産業振興センター等としての活用が求められています。同時に地域活性化のための施設としても活用すべきであり、業界関係者や関連住民の意向を受けとめる区政としての役割を担っていただきたいという要望が広がっています。さらに東京東部の地場産業と地域経済発展のための活用について足立区としてもご検討ください。
現在、小池東京都知事宛ての署名には地元町会連合会の各町会長や役員の方々、また革靴業界関係者やサークル関係者と利用者など関係住民の方々をはじめ、元衆議院議長や元朝日新聞社長など著名人などからの署名も寄せられ、さらなる広がりが出てきています。こうしたことから現在、署名数は2千名を超え3千名へと広がってきています。
よって下記の件について陳情致します。
【陳情項目】
1.人権プラザ分館閉館後の活用について、東京東部地域における靴・履物関連産業の振興と底上げや関係地域活性化のために、「新産業労働会館」などを東京都に働きかけられること。