17 白石正輝区議会議員によるLGBT差別発言に対し謝罪等を求める陳情
令和2年10月7日
【陳情の趣旨】
白石正輝区議会議員による性的マイノリティに関する差別発言に対し謝罪を求めるとともに、議会としての白石議員に対する厳正な対応と、この事案を契機にした性的マイノリティ施策の充実に向けた取り組みを求めます。
【陳情の理由】
足立区議会の白石正輝議員においては、9月25日の足立区議会本会議の一般質問において「L(レズビアン)、G(ゲイ)だって法律に守られているという話になったのでは、足立区は滅んでしまう」などと性的マイノリティへの差別発言を繰り返しました。
性的マイノリティも暮らしやすい共生社会をめざすための、立法その他の施策の推進と少子化とを結びつけること自体が大きな誤りであり、多くの性的マイノリティ当事者の大切な尊厳を踏みにじるものです。特に性的マイノリティ当事者が「自殺をしたい」と思ったことのある割合は非当事者の6倍との研究結果も存在することを鑑みれば、自らの差別発言が何をもたらすかを公職者である以上深く自覚すべきです。白石議員においては、議員としての資質を疑わざるを得ず、議会としても差別発言の深刻さを受け止め厳正な対応が必要であると考えます。