14 放射能汚染から子どもの健康を守るための陳情
令和3年6月9日
【陳情の趣旨】
私たちは放射能汚染から子どもの健康を守る足立北地域の会です。会を作って6年、私たちは放射能に対する学習と、地域の放射線量の測定を行ってきました。震災から10年経過しても、福島ではもちろんのことですが、ここ足立区でも、事故前の放射線量には戻っていません。放射能が人間の生活と環境に如何に害を及ぼすものかを学んできました。知れば知るほど恐ろしい、人間の生活にあってはならないものと考えています。
足立区の北部では、都営住宅の自転車置き場の樋の雨水が流れ出るところや公園の植え込みなどに区の基準値を超えたところが発見されています。私たちは色も形も見えない放射能を知らず知らずのうちに吸い込んでしまう低線量被ばくを心配しています。特に子どもたちが被ばくしやすいと聞いています。
足立区は現在中央本町など4か所の空間放射線量の測定結果を公表していますが、4か所の測定だけで安全だとするのには不安が残ります。場所を増やしてせめて10か所は放射線量の測定をしていただきたいと思います。また、改めて給食食材の放射能検査をやっていただきたいと思います。足立区民とその子どもたちや孫たちの命と健康を守るために今までの測定結果を別添資料として添えてここに陳情いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
【陳情項目】
1.保育園、小学校、中学校の給食食材の放射能の測定をせめて月に1回は実施してほしい。そしてその結果を公表し、記録として残してほしい。
2.放射線量の測定を4か所だけでなく大谷田公園や八十町公園など測定場所を増やして、当面広範囲に10か所以上測り、その結果を公表してほしい。
3.子どもが遊ぶ公園などは、放射線量の除染基準を地表5pにしてほしい。
(添付資料省略)