8 現行の健康保険証を残すことを求める意見書を国に提出することを求める陳情
令和6年6月27日
【陳情の趣旨】
2024年12月に実施するとしている健康保険証の廃止を中止し、現行の健康保険証を残すよう、国に対して意見書を提出してください。
【陳情の理由】
政府は2023年6月に、現行の健康保険証を2024年秋に廃止し、マイナンバーカードに一本化する法案を可決成立させました。
しかし、誤登録や情報漏えい、「資格無効」と表示される等、マイナンバーカードでの受診によるトラブルが続出し、多くの患者・国民が不安を抱えています。また、マイナンバーカードと健康保険証を一本化し、現行の健康保険証が廃止されれば、マイナンバーカードを持たない人が公的保険診療から遠ざけられてしまう危険性があります。その結果、国民皆保険制度の下で守られている国民のいのちと健康が脅かされます。
国民も、患者も、医療機関も望んでいないマイナンバーカードとの一本化はただちにやめて、現行の健康保険証を残すよう、国に対して意見書を提出していただくよう要望します。