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議案名

5 足立区の学校図書館の充実を求める陳情

受理日

令和7年6月5日

付託委員会

付託委員会
文教委員会
付託日
令和7年6月27日

本会議議決結果

議決結果
継続審査

紹介議員

内容

【陳情の趣旨】
 学校図書館を充実させる為に次の対策を計画的に進めてください。
1.小学校司書(支援員)も身分が保障され安心して働くことが出来るように、派遣社員ではなく、直接雇用で週5日勤務にしてください。
2.小学校司書(支援員)も専門的に学んできたことを生かし、児童や先生方の力になりたいと願っています。中学校司書と同じように、研修・司書連絡会・模擬授業・スーパーバイザーや区の訪問などに参加し、学び、誇りを持って安心して働くことが出来るようにしてください。
3.中学校では「学校司書」と呼ばれているのに、小学校では「支援員」です。児童・保護者・教師の中で専門職として認めてもらえるように、「学校司書」という呼称にしてください。
4.小中の学校図書館の本は古い本が多いです。新しい知識をもっと取り入れてあげたいです。変色した表紙の本ではなく新しい本を提供したいです。小学校・中学校の図書予算を増やしてください。
5.区として、学校図書館活用推進体制を強化してください。
【陳情の理由】
 平成5年から中学校司書の働く現場では、勤務が週5日(1日6時間)に見直され、学校司書が授業にも関われるようになりました。またスーパーバイザーが導入され、研修や司書連絡会、学校訪問が定期的に実施され、誇りを持って安心して働くことができるようになりました。
 小学校も今年度から支援員(司書)が全校で週4日勤務になりました。これからは小学校司書の働き方も中学校司書と同じように、誇りを持って安心して働くことが出来るように改善を進めてくださるよう強く求めます。
 知の力を基礎にして、学力は高まっていきます。「いつも身近に本がある。疑問を持ったらすぐ調べられる。」という図書環境を整えていくことが、児童の興味関心を高め学力向上に繋がっていきます。また「どうしよう?」「〇〇を知りたい」と悩んだり困ったりした時に、図書館で司書(支援員)に相談し本を紹介してもらえたら、児童は生き生きとした姿に変わっていきます。ネット社会が拡大する今、ネット情報だけに頼るのではなく、色々な本を読み、様々な知識・意見に触れ、真実を見極める力、自分の言葉で発表出来る力を育むことが大切です。児童・生徒の近くでその手助けが出来るのが司書です。
 現場からの切実な要望に応え、小学校図書館の利活用も更に充実出来ますようによろしくお願いいたします。

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