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意見書・決議の詳細情報

議員提出第7号 カーボンニュートラル達成と環境教育の充実に向けた学校施設のZEB化の更なる推進を求める意見書

番号
議員提出第7号
議決年月日
令和4年7月6日

添付ファイル

本文

 地球温暖化や激甚化・頻発化している災害に対し、地球規模での環境問題への取組みであるSDGsや2050年のカーボンニュートラル達成に向けて、更なる取組みが急務である。公共建築物の施設数で大きな割合を占める学校施設の老朽化がピークを迎える中、教育環境の整備とともに、学校施設を教材として活用し、児童生徒の環境教育を行う、環境を考慮した学校施設(エコスクール)の整備推進事業が行われてきた。
 この事業は「エコスクール・プラス」として、文部科学省、農林水産省、国土交通省及び環境省が連携協力しているものであり、認定を受けた学校が施設の整備事業を実施する際に、関係各省から支援を受けることができる。
 また、太陽光発電や壁面緑化、自然採光等を取り入れた学校施設を整備することで、児童生徒は学校施設という身近な教材を通じて、環境問題や最新の科学技術等を学ぶことができ、学校施設の整備は貴重な教育機会となっている。
 これまで多くの事業が全国の学校施設で行われてきたが、カーボンニュートラルの達成及び環境教育の充実を図るためには、事業を更に加速して推進する必要がある。
 よって、足立区議会は、国会及び政府に対し、多くの学校施設での実施が必要であるエコスクール事業に関し、下記の事項に留意して更なる推進を行うことを強く求めるものである。

1 学校施設に関するZEB化の新たな技術の開発を行うとともに、「できるところから取組む」自治体や学校を増やしていくために、新築や増築といった大規模工事だけではなく、LED化や二重サッシの導入といった部分的な省エネ改修工事もカーボンニュートラルの達成や環境教育の充実につながることに留意して、事業の周知徹底に取組むこと。
2 カーボンニュートラルの達成と環境教育の充実に向けて、多くの学校が取組むことができるよう、学校施設整備に対する事業予算額を増額すること。
 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
  令和  年  月  日
                     議  長  名
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
財務大臣
文部科学大臣  あ て
農林水産大臣
国土交通大臣
環境大臣

会議録

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