本文へ移動

現在位置 :トップページ意見書・決議の検索 › 議員提出第22号 中小企業のための金融支援策の早期実施と金融アセスメント法の制定を求める意見書

意見書・決議の詳細情報

議員提出第22号 中小企業のための金融支援策の早期実施と金融アセスメント法の制定を求める意見書

番号
議員提出第22号
議決年月日
平成14年12月19日

添付ファイル

本文

地域経済を支えている中小企業は、長期化する景気の低迷により、極めて厳しい経営状況下にある。
金融機関による「不良債権の最終処理」によって、連鎖倒産や失業者が急増しており、地域経済や中小企業に深刻な影響をもたらしている。
また、金融機関の破綻や統廃合による影響も大きなものが予想される。こうした一連の金融上の問題によって、健全な中小企業が倒産に追い込まれることがないよう対策を講じることが喫緊の課題となっている。
これらの金融問題を根本的に解決するためには、地域や中小企業に円滑な資金供給を図ること、貸す側と借りる側との公正な取引関係をつくること、地域や中小企業を支える健全な金融機関を育成することを目的とする金融アセスメント法を制定し、地域や中小企業への円滑な資金供給に努力する金融機関を正当に評価する仕組みづくりが求められている。
よって、足立区議会は国会及び政府に対し、次の事項を早急に講じるよう強く求めるものである。
 記

  1. 不良債権の最終処理にあたっては、中小企業と地域経済への影響を最小限とする方策を講じること
  2. 中小企業の実態にあった金融検査マニュアルを作成し、中小企業に適用すること
  3. 金融アセスメント法を制定すること

以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
平成14年12月19日
   議長名
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
経済産業大臣
金融担当大臣あて

会議録

Copyright © Adachi City Government. All rights reserved.