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足立区こども家庭支援センター周辺に「区立図書館」を設置することを求める陳情

19-32 足立区こども家庭支援センター周辺に「区立図書館」を設置することを求める陳情

受理番号
19-32
受理年月日
平成19年10月15日
付託委員会
文教委員会
委員会付託日
平成19年10月19日
議決年月日
議決結果
審議未了
紹介議員

内容

 足立区こども家庭支援センター周辺に「区立図書館」を設置することを求める陳情

〈陳情の趣旨〉
 図書館空白地帯(=半径1km圏内に図書館がない地域)である綾瀬地区の人々が、もっと本と親しめるよう、現在「綾瀬こども文庫」が活動している足立区こども家庭支援センター周辺に「区立図書館」の設置を要望します。
〈陳情の理由〉
 綾瀬地区には1989(平成元年)3月まで、当時の足立区東部区民福祉センター内に図書室が設置されていました。しかし、住区センター制度発足により閉鎖され、図書館機能がなくなり、図書館空白地帯となってから19年を経ようとしています。最寄りの東和図書館又はやよい図書館までは、いずれも綾瀬駅から直線距離で1.7kmですが、実際に小学1年生の男の子に歩いてもらったところ、入り組んだ道が多いせいかどちらも片道約50分かかりました。
 1991(平成3)年、住民による「綾瀬地区に図書館を作りましょうの会」が『綾瀬に図書館を』の署名運動を開始し、同8月に1,381筆の請願を区に提出しました。1993(平成5)年の足立区第3次基本計画には、「中核図書館として、綾瀬に図書館を新設する計画」が組み込まれ、平成8年度開設の予定が立てられました。
 しかし、 それでも開設まで数年係ることから、有志で「綾瀬こども文庫」(初代代表 大室徳三氏)を設立し、綾瀬地区の子どもたちがもっと本と親しめるよう、1993(平成5)年から本の貸し出しと読み聞かせや工作教室など、文化とのふれ合いイベントを行ってきました。
 1999(平成11)年には、地元町会による「生涯学習館跡地利用検討委員会」からも、「放送大学跡地には、第一要望に図書館を」が明記され、区に提出されてました。
ところが、区の財政困難と子育て問題に関する新たな支援の必要から、2002(平成14)年、生涯学習館跡地ほ、耐震改修の後「足立区こども家庭支援センター」が設置されることになりました。
 「綾瀬こども文庫」は、このセンター内に場所をいただき、現在もボランティア委員によって毎週日曜日と水曜日に開重しており、年々利用者も増加しております。このように綾瀬は、長年「区立図書館」の設置を望みながら、空白地帯を余儀なくされている地域なのです。
 2005(平成17)年には、国の「文字・活字文化振興法」が施行されました。第7条には「市町村は、図書館奉仕に対する住民の需要に適切に対応できるようにするため、必要な数の公立図書館を設置し、及び適切に配置するよう努めるものとする」と定められています。この法によって新しく示された考え方に沿って、綾瀬地域への図書館配置をして下さいますよう要望します。
 当面は、新設図書館でなくても、複合施設でも、小規模でもよいのです。現在の「綾瀬こども文庫」を拠点とした「こども図書館」でもいいのです。綾瀬に、特に綾瀬の子供たちのために「区立図書館サービスをスタートさせていただきたい」というのが私たちの切実な願いです。将来的には、一般区民も利用出来る区立図書館の設置を要望いたします。

会議録

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