小学校の図書館に直接雇用の図書館司書の配置を求める陳情

受理番号

元-18

受理年月日

令和元年8月28日

付託委員会

文教委員会

委員会付託日

令和元年9月25日

議決年月日

令和2年12月21日

議決結果

不採択

紹介議員

内容

　小学校の図書館に直接雇用の図書館司書の配置を求める陳情

【陳情の趣旨】
　小学校の図書館司書を中学校同様に直接雇用に切り替え、毎日配置してください。
【陳情の理由】
　昨年、小学校の図書館に週1日、図書館司書が配置されました。それにより図書館の整備が進みました。使いやすい図書館になり、子どもたちの読書量も増えてきました。自分でなかなか本を選べなかった子どもも、図書館司書の展示の仕方でスムーズに選書できるようになってきました。（本を立てて置き、表紙が見える、内容も見やすくなる）
　図書館司書がいることで本の貸し出しがスムーズに進み、その分、担任の子どもたちに接する時間が増えています。（週1日の勤務ですので、その日に当たった教師だけですが）
　司書教諭の仕事量が少しですが軽減されてきている等の前進面があると、現場の先生や図書ボランティアから出されています。
　しかし、現在のような民間委託だと、学校側の要求が直接反映されなく、より良い子どもたちの読書環境をつくる上では、中学校のような直接雇用が欠かせない条件になってくると思いますので、小学校の図書館司書を直接雇用に切り替えてください。
　知の力を基礎にして、学力は高まっていきます。いつも身近に本がある、疑問を持ったらすぐ調べられるという状況を整えていくことが、子どもたちの興味関心を高め、学力向上につながっていくと思います。
　子どもたちを中心にすえて、どのような図書館活動が必要かを図書館司書を含め、学校全体で考え、話し合っていくためにも、また担任の要望で授業内容に必要な資料を準備する仕事もあり、週1日ではあまりにも少ないです。図書館司書を職員会議にも参加できる正規の職員にしていただきたいです。せめて中学校並みに配置日数を増やしてください。
　小学校の図書館の活動が更に充実できますよう、よろしくお願い申し上げます。

会議録