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白石正輝区議の厚生委員会委員長の解任・辞任および、性的少数者の人権、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス、ライツ等の研修講座の義務化等に関する陳情

02-21 白石正輝区議の厚生委員会委員長の解任・辞任および、性的少数者の人権、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス、ライツ等の研修講座の義務化等に関する陳情

受理番号
02-21
受理年月日
令和2年10月13日
付託委員会
議会運営委員会
委員会付託日
令和2年10月20日
議決年月日
令和3年3月23日
議決結果
不採択
紹介議員

内容

 白石正輝区議の厚生委員会委員長の解任・辞任および、性的少数者の人権、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス、ライツ等の研修講座の義務化等に関する陳情

【陳情項目】
 区議会において次の4点を実施していただきたい。
1.白石正輝区議は、足立区議会本会議(9月25日)における同性愛に関する一連の発言が、同性愛者に対する明確な差別発言であったことを全面的に認め、これを撤回し、不快な思いをした人々だけでなく、すべての区民・市民に対しての謝罪を議会において行うこと。
2.白石正輝区議に対し、厚生委員会委員長を解任すること、または辞任を要求すること。
3.全区議会議員に対して、性的少数者の人権、ジェンダー平等、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス、ライツについての定期的な研修を義務化すること。
4.鹿浜昭議長による「9月25日の白石議員の発言に対する議長コメント」(区議会公式サイト、2020年10月6日更新)の中の「誤解を招く表現があり」、「不快な思いをされた方々に…お詫び」という部分について
 (1)議長は、これを撤回すること。
 (2)議長は「誤解」という読み手の理解不足を印象付ける言葉を使用したことについて、すべての区民、市民にお詫びをすること。
 (3)議長は、白石正輝区議による差別・人権否定の議会発言に対し、これを「不快な思いをされた方々」という個々それぞれの受け止め方の問題に矮小化してのお詫びとしたことについて、すべての区民、市民に対し、お詫びをすること。
 (4)議長は(2)、(3)を遵守して、議長コメントについての撤回とお詫びを区議会サイトのほか、「区議会だより」及び「あだち広報」に掲載すること。
【陳情の理由】
1.白石正輝区議は議会における差別発言について、その後も「謝罪しない」「間違っていない」「自分は謝るほどやわじゃない」「当時者が不快でもいい」との趣旨の発言を繰り返しました。口先だけ、形だけの謝罪では済まされません。
また、差別発言、人権否定の発言は社会的に許されません。不快な思いをした人にだけ謝るのは、そうでない人々には謝らないことを示しています。差別発言をしたことを全面的に認め、すべての人に謝罪してください。
2.厚生委員会委員長は区民の福祉や健康にかかわる行政を預かる立場です。性的少数者は社会の無理解、排除、偏見等で追い詰められ、身体・精神的健康を損なったり、自殺企図をもつ傾向が強いこと、また児童・生徒の場合はいじめの対象になりやすいこと、不登校になりがちなことなどは、つとに知られるところです。自身の差別発言で児童・生徒を含む同性愛当事者が「不快でも別にいい」との趣旨を発言した区議が、区議会厚生委員会委員長の立場に居続けることは大きな問題です。
3.白石議員は過去も今回に近い趣旨の発言を行ってきました。それを放置、許容してきた議会全体にも責任があります。すべての議員は性的少数者の人権、ジェンダー平等、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス、ライツについて深く学ぶ必要があります。
4.鹿浜昭議長のコメントの問題部分には、陳情の理由1の「差別発言、人権否定の発言は社会的に許されません。…以下続く」と同様の理由で、議長コメントの撤回とお詫びを求めます。また、区議会公式サイトだけでは読む人が限定されます。今回の白石議員の発言、言動はインターネット、新聞報道、テレビ報道を通じて全国に知れ渡り足立区全体のイメージを大いに損ないました。当会が10月6日より開始したオンライン署名(「足立区議会・同性愛者(LG)差別発言の白石正輝区議に議会での発言撤回と謝罪を求めます。」)では10月13日までに3万3千3百を超す賛同が全国および海外から集まり、白石区議や区議会、足立区への非難の声が寄せられています。
この事態は区議会だけの問題にとどまりません。「区議会だより」だけでなく「あだち広報」においての、議長コメント(10月6日更新)の撤回の理由説明および、お詫びの掲載を求めます。なお、「撤回」とは、区議会公式サイトから、議長コメントがこっそり削除される、というものではない、ということを書き添えておきます。

会議録

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