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受動喫煙防止を求める陳情

04-8 受動喫煙防止を求める陳情

受理番号
04-8
受理年月日
令和4年9月5日
付託委員会
区民委員会
委員会付託日
令和4年9月22日
議決年月日
令和4年12月21日
議決結果
不採択
紹介議員

内容

 受動喫煙防止を求める陳情

 【陳情の趣旨】
 令和4年度の喫煙所整備計画は、問題があり凍結・見直してください
1.江北駅と見沼代親水公園駅はパーテーション型喫煙所を整備する予定ですが、喫煙者が殆どいない駅に新規設置することで、却って受動喫煙を招くので見直してください。
2.北綾瀬駅はしょうぶ沼公園にコンテナ型で整備する予定ですが、公園は「禁煙」となる区の施設であり、多くの保育園児などが遊ぶ施設です。コンテナ型であっても出入り時等の煙の流出は完全には防げず、見直してください。
 【陳情の理由】
 令和4年6月27日開催の区民委員会では、見沼代親水公園駅交通広場内、江北駅交通広場内、しょうぶ沼公園内(北綾瀬駅)の3か所へ令和4年度に整備予定と報告されましたが、いずれも「受動喫煙防止」どころか受動喫煙を招きかねない計画です。
 予定されている見沼代親水公園駅と江北駅周辺は、現状では歩行喫煙は見られません。パーテーション型は受動喫煙を防ぐ効果がないことは、すでに設置されている場所からも明らかであり、設置されることで今まで喫煙していなかった駅利用者や近所の社内喫煙禁止の会社の従業員の喫煙所となり、かえって喫煙者を集め受動喫煙を増やすのではとの懸念の声が喫煙者からも寄せられています。
 しょうぶ沼公園は「禁煙」となる区の施設です。足立区施設の受動喫煙防止対策のためのガイドラインでは、区の施設の受動喫煙防止対策は、「禁煙」で対象は、区立の施設・建物すべてとあり、敷地は道路でも形状は「公園」であり、喫煙場所にすべきではありません。保育園児が数多く散歩に出かける公園に、コンテナ型であっても出入り時等の煙の流出は完全には防げません。
 足立区は令和3年度までの3年間で整備した計12か所(「コンテナ型喫煙所」7か所、「パーテーション型喫煙所」5か所)の駅喫煙所の多くは、地域の要望を受け受動喫煙をなくす方向で設置されていますが、この3か所については問題があります。
 2020年4月1日より健康増進法の一部改正、東京都受動喫煙防止条例が施行され、受動喫煙防止対策が義務化されました。受動喫煙による年間死亡者数は推定約1万5千人と言われており、受動喫煙により、肺がん等の疾患のリスクが高まることもが明らかとなっています。特に子どもは体が小さく、体重当たりの有害成分量が多くなるため、受動喫煙の悪影響が出やすいと、悪影響について区のHPにも掲載されています。
 計画を拙速にすすめるのではなく、広く区民に知らせ、意見を求める機会を設けるなど、地域住民の声を反映していただくよう強く求めます。

会議録

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