都営住宅併設のシルバーピア事業の推進を求める陳情

受理番号

04-19

受理年月日

令和4年12月13日

付託委員会

建設委員会

委員会付託日

令和4年12月21日

議決年月日

議決結果

審議未了

紹介議員

内容

　都営住宅併設のシルバーピア事業の推進を求める陳情

【陳情の趣旨】
　高齢化は日ごとに進み、1団地で8割以上が後期高齢者という都営住宅も少なくありません。
　しかも、後期高齢者の中で1人ぐらしの方が半数近くかそれ以上になっているところもあると言われています。
　1人暮らし高齢者の孤独死防止の立場から自治会役員の見廻り活動も自治会役員の高齢化にともなって多くの自治会で見廻り活動そのものが中断せざるをえなくなっています。
　このような中で声かけ運動や団地内散歩なども、新型コロナ禍の中で制約を受け高齢者はこれまで以上に部屋に閉じこもる生活が多くなっています。これに加え近年の異常な暑さによる熱中症患者も増え、高齢者の孤独死も最高となっています。
　高齢化対策は今後ますます重要になってきます。
　都営住宅併設型シルバーピアは入居者と管理人との間には緊密な連絡網もあり、いつでも気軽に連絡をとりあうこともできるようになっています。シルバーピアは体調が悪いとき、倒れたときなどの緊急体制は万全です。このような都営住宅併設型シルバーピアの役割は一層強く求められます。
　しかし足立区はこのような高齢者を優しく見守ってくれるシルバーピアの受け入れをストップしています。東京都は足立区が受け入れるといえばいつでも都住併設にとりくむことを表明しています。高齢者の命と安全を守り住みよい住宅を提供していくことが強く求められているのではないでしょうか。シルバーピアは高齢化対策の重要な柱として位置づけ、事業の積極的推進を図ってください。
　私たちは以上の立場から都営住宅併設型シルバーピアを積極的に推進することを強く要望し陳情いたします。
【陳情項目】
1．シルバーピアの新規増設を再開し、高齢者の孤独死を防止するとともに日常不断の安否確認のために大きな役割を果たしている都営住宅併設型シルバーピアを積極的に促進してください。
2．少なくとも今後の建替え住宅の1DK、2DKには必ずシルバーピアを併設してもらうよう足立区は自ら受け入れを表明し、他区にも広げるよう都に要求してください。
3．都住併設型シルバーピアを都としても独自に、しかも積極的に推進するよう都に働きかけてください。

会議録