本文へ移動

現在位置 :トップページ請願・陳情の検索 › 介護労働者の確保にむけた施策の充実を求める陳情

介護労働者の確保にむけた施策の充実を求める陳情

20-21 介護労働者の確保にむけた施策の充実を求める陳情

受理番号
20-21
受理年月日
平成20年9月8日
付託委員会
厚生委員会
委員会付託日
平成20年9月25日
議決年月日
議決結果
審議未了
紹介議員

内容

 介護労働者の確保にむけた施策の充実を求める陳情

【陳情の趣旨】
 現在、介護の職場で、深刻な人材不足が起こっています。これから高齢社会を迎えるにあたり、安心、安全なサービスが提供できるような人材の確保は、きわめて重要な課題になってきています。
 足立区においても、深刻な状況になっています。
 特養では、人員不足で職員は1ケ月に5〜6回の夜勤をこなし慢性的な疲れが抜けない、ほとんどの職員が腰痛を持ちながら働いている、休みが取れない、入居者に満足のいく処遇が出来ない等々の訴えが上がっています。また、入所待ちの利用者が2500人以上いるのにもかかわらず職員を確保できないため、施設やショートステイを100%稼動できない状況になっています。
 また、小規模多機能施設でも、20名定員に対し、職員不足のため15名しか受け入れができず、職員が身を削りながら働いています。
 ヘルパー事業所でも人材不足で利用者が必要とする時間に派遣できない等の実態が出てきています。
 どの事業所も様々な手を尽くして人材の確保に努力していますが、解決の見通しは立ちません。この間題は、介護保険制度の根幹を揺るがす事態になってきており、これは介護労働者の処遇改善抜きには解決できない問題となっています。
 先の6月定例議会ではこの事態に対し、内閣総理大臣、厚生労働大臣あてに意見書を提出するに至りましたが、足立区におきましても、地方自治体として本来あるべき区民の福祉増進の観点から、独自の取り組みを進めて頂きたいと思います。
【陳情項目】
1.足立区内の介護人材の確保が図られるよう、職員の賃金、労働条件の向上に向け、独自の施策を行ってください。
2.足立区内で働く介護労働者に、必ず労働者に渡るような仕組みで、介護従事者手当てを事業者に補助してください。
3.足立区内で働く介護労働者が健康で働けるよう、不払い残業を無くし、健康管理を行うよう、事業所に指導してください。

会議録

Copyright © Adachi City Government. All rights reserved.