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「足立区立本木東小学校の適正規模・適正配置実施計画(案)」に関する陳情

22-12 「足立区立本木東小学校の適正規模・適正配置実施計画(案)」に関する陳情

受理番号
22-12
受理年月日
平成22年5月27日
付託委員会
文教委員会
委員会付託日
平成22年6月11日
議決年月日
議決結果
審議未了
紹介議員

内容

 「足立区立本木東小学校の適正規模・適正配置実施計画(案)」に関する陳情

【陳情の趣旨]
 現在進行中の本木東小学校と本木小学校の統廃合計画が、児童・保護者・教師・地域間で円滑に進められる為に、両校をいったん廃校にして、校名・校歌・校章・PTA組織・同窓会組織などを両校で対等・平等に協議した上で全く新しいものにする、いわゆる「対等・平等」な学校統廃合となるように進めて下さい。特に校名については拙速に決めず、慎重な協議を行って下さい。
 また、教育委員会及び統合協議会において、統廃合が児童の心にどのような影響を及ぼすか充分なシミュレーションを行い、教育内容のすりあわせや教職員の児童に対する相談体制も確立させて下さい。
【理由]
 足立区及び台東区、荒川区等でかつて行われた学校統廃合は、対象となる複数校をいったん廃校にして、「対等・平等」な学校統廃合の手法で行われました。校名等を新しくすることによって学校にかかわる児童・教職員・保護者・地域が「1から新しい学校をつくる」という意識になることができることにより、統合後、子どもたちへのダメージを最小限に抑えられました。
 学校とは長年の間に独自の文化や伝統を持つものであり、学校行事や教育内容・方法についての独自のカラーを有しているものです。自我の未確立な小学生は、地域の慣れ親しんだ集団に強いアイデンティティを持っており、統廃合で学校を一方的に奪われることにより不安定になる可能性が大きいです。そのため、統廃合の場合には@事前に両校の対等・平等な話し合いと教育活動のすり合わせ、A統合先に両校の教職員が十分な人数配置されること、が必要です。この点が保障されない場合、子どもは混乱・不安を解消されない孤立感・無力感の中で広い意味で”心的外傷”の状況に陥り、統合後に学校への行き渋りや学級崩壊に発展する可能性が大きいことが専門家により指摘されています。実質的に「吸収・合併」のような統廃合の場合、受け入れる側の意識が変わらないため、受け入れられた少数派の子どもたちは、より大きな混乱・不安を感じ”心的外傷”を負いやすいケースが都内でも紹介されています。

会議録

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