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「朝鮮高校へ授業料無償化適用を求める」意見書の提出を求める陳情

23-7 「朝鮮高校へ授業料無償化適用を求める」意見書の提出を求める陳情

受理番号
23-7
受理年月日
平成23年6月13日
付託委員会
総務委員会
委員会付託日
平成23年6月24日
議決年月日
平成25年3月27日
議決結果
不採択
紹介議員

内容

 「朝鮮高校へ授業料無償化適用を求める」意見書の提出を求める陳情

 私たちは昨年3月、高校授業料無償化・就学支援金支給制度が実施されるに当たって、朝鮮高校を差別し除外することなく実施されるよう国・政府に対して、貴議会が、「全ての高校生に授業料無償化を保障すべき」の意見書を提出することを求め陳情してきました。しかし朝鮮高校のいわゆる授業料無償化問題は未だ解決を見ておりませんので、また新しい議会がスタートした機会でもあり、改めて陳情するものです。
 昨年4月からいわゆる「高校無償化」制度が実施されましたが、朝鮮高校はその対象から外されました。その後文科省は、支援金支給に朝鮮高校の生徒を含めるかどうか判定する「基準」に関して「規程」を公表し(2010年11月5日)、その支給に向けて大きく舵を切ったように思われました。しかし折からの朝鮮半島における政治的・軍事的な事件を理由として、朝鮮高校による申請は受理するが「審査を停止する」等その適用手続を中断・凍結してしまいました。従って、支給を受けられたはず≠フ朝鮮高校生が今春には卒業してしまっているという事態にもなっています。

1.授業料無償化適用は、「全ての意思ある高校生等が安心して勉学に打ち込める社会」の確立という制度が謳う原則に立って、また「外交上の配慮などにより判断すべきものではなく、教育上の観点から客観的に判断すべき」ことを確認し、朝鮮学校への授業料無償化の速やかな適用を求める。この間の実情をふまえて昨年4月に遡って適用する。
1.「高校無償化」制度導入に伴う特定扶養控除の減額によって、朝鮮高校の生徒及び保護者は大きな経済的不利益を被っています。従ってその責任の大きさにかんがみ、朝鮮学校に対する各自治体における援助を拡大すること等もあわせて検討する。
 以上の2点の趣旨を含んで、「朝鮮高校へ授業料無償化適用を求める」意見書を貴議会として作成、採択し、国・政府に提出されるよう陳情します。

会議録

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