- 受理番号
- 23-23
- 受理年月日
- 平成23年9月12日
- 付託委員会
- 建設委員会
- 委員会付託日
- 平成23年9月27日
- 議決年月日
- 平成23年12月22日
- 議決結果
- 不採択
- 紹介議員
内容
住宅改良助成条例の拡充を求める陳情
【陳情の趣旨】
住宅改良助成条例を限局的な工事助成にとどまらず、「安全で快適な居住環境」の確保に資するよう、広く拡充することを求めます。
【理 由】
足立区には平成21年3月25日に公布された住宅改良助成条例があります。この条例の目的には「区民の居住環境の改善を図り、もって安全で快適な居住環境の確保に資すること」とあります。この条例は平成元年制定の足立区住宅改良及び耐震工事費等助成条例の全部を改正したものです。
助成対象工事は部屋間の段差改修工事、手すり設置工事、世帯を構成する者の増加による自己用住宅の間取り等を変更する工事などかなり限局的な工事の助成制度となっています。
東日本大震災を契機として区民の住宅耐震化は切実な課題となっています。足立区には耐震助成制度はありますが、耐震診断から改修工事に至った率は60%ほどです。40%の住宅は放置されています。また、異常気象がもたらしているゲリラ豪雨の被害も増加傾向にあります。
国基準の耐震化住宅までいかなくとも、新しい機能をもった住宅建材の使用、新たな工事工法で耐震に寄与する住宅が可能となります。国の住宅版エコポイント制度は7月末工事で締め切られました。国のエコポイント助成対象工事でなくとも新しい性能をもった住宅建材の使用、工事工法で多様な省エネ住宅となります。
住宅改良助成条例を限局的な工事助成にとどまらず広く拡充して、「安全で快適な居住環境」の確保に資するよう改正することを求めます。
会議録