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年金制度改革に関し、国民負担増をやめるよう意見書の提出をもとめる陳情

16-6 年金制度改革に関し、国民負担増をやめるよう意見書の提出をもとめる陳情

受理番号
16-6
受理年月日
平成16年3月17日
付託委員会
区民環境委員会
委員会付託日
平成16年3月23日
議決年月日
平成16年6月23日
議決結果
不採択
起立多数
紹介議員

内容

 年金制度改革に関し、国民負担増をやめるよう意見書の提出をもとめる陳情

 日頃から区民の生活と権利を守るために奮闘されていることに敬意を表します。さっそくですが、昨年12月16日に政府・与党による年金制度改革の大枠が発表され、
通常国会に法案として提出されました。それによると厚生年金の保険料を毎年0.354%ずつ2017年までに上限を18.30%までに引き上げ、給付水準を現行の59%は毎年0.9%ずつ圧縮し、20年かけて50.2%に引き下げるとしています。
 また、国民年金の保険料を現行の月13,300円を毎年280円ずつ2017年まで引き上げ、上限を16,900円にしようとしています。同時に社会保険庁は、国民健康保険料の滞納者が40%になったために、保険料の強制徴収を検討していることが報道されています。
 政府や厚生労働省が検討している厚生年金制度や国民年金制度の改革が行われると、区民の生活に深刻な影響を受けることは明らかです。年金は老後の設計を立てる上で重要な収入となっています。そのために、年金収入が引き下げられることにより、個人消費が減少し、地域経済に深刻な影響を与えることが予想されます。
 また、政府は、財源不足を理由に、国庫負担を減らし、国民に負担を押し付けることで年金制度を維持しようとしています。こうした状況の中で、区民が安心して老後を暮らすためには、年金制度の充実が重要な課題となっています。
 安心した老後の保障と区民生活の向上のために、下記のとおり陳情をいたします。
                   記
 次のとおり国に意見書を提出してください。
1.公的年金制度が将来にわたり安心と信頼の持てる安定的な制度となるように、直ちに基礎年金に対する国庫負担を2分の1に引き上げてください。
2.今国会に提出されている今度の年金改革法案は、国民の負担を将来の見通しがないまま増大させるものであり、せっそくに成立させることは止めてください。
3.年金保険料の引き上げと年金の給付水準を引き下げないようにしてください。

会議録

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