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重度障害者対応の生活介護の福祉園での処遇時間を増やすことへの陳情

25-14 重度障害者対応の生活介護の福祉園での処遇時間を増やすことへの陳情

受理番号
25-14
受理年月日
平成25年8月29日
付託委員会
厚生委員会
委員会付託日
平成25年9月19日
議決年月日
平成25年12月5日
議決結果
撤回承認
紹介議員

内容

 重度障害者対応の生活介護の福祉園での処遇時間を増やすことへの陳情

【陳情の趣旨】
1.区内の4福祉園(綾瀬、神明、竹の塚、谷在家)での処遇時間の延長へ区が支援できるよう、区議会として働き掛けてください。区が各福祉園に働き掛けるようにし、また、各福祉園よりの支援の要望(財政支援を含む)に応えてください。
2.区が運行する通所バスの時間延長の調整を、契約(時間・台数等)の変更も含めて行ってください。
【理由】
 現在、各福祉園での処遇時間は、区が運行する通所バスの送迎時間に関わっており、処遇時間について、一つの福祉園で対応することは困難です。
 重度の障害を持ち、生活介護の福祉園に通所する障害者にとって、福祉園での生活はまだまだ時間が足りません。福祉園での生活は社会性を育む重要な生活の場です。全てのことに対して積み重ねが必要な障害者たちにとっては、現行の処遇時間は到底足りるものではありません。早い帰宅者は午後2時45分に戻り、遅い登園者は午前11時15分になる者もいます。各園とも成人施設でありながら、現在の処遇時間は近隣の幼稚園にも及びません。せめて福祉作業所(就労継続支援B型)並みの処遇時間にし、園での生活を充実させたいです。
 こうした障害者を持つ保護者は、朝起きてから子どもを送り出すまで目いっぱい子どもを見ており、その後、家事を行い昼食を取ると、間もなく子どもを迎えに出なければなりません。子どもが帰ってくるとまとまった家事はできず、夜も重度の子どもを見ており、睡眠もままなりません。親が倒れてしまったら重度の子どもに直接影響が出てしまい、家族の存続に関わります。公的サービスも不十分です。
 こうした中で、福祉園での処遇時間を増やしてもらうことは切実になっています。
 私たち4福祉園の通所バスは、@綾瀬福祉園・神明福祉園コース、A竹の塚福祉園・谷在家福祉園コースの2コース(各コースの前園が1便、各コースの後園が2便)です。この2コースで送迎の時間を変更し、4園での処遇時間を増やせるようにしてください。
 また、現在の福祉園の体制のままでは、現在の処遇時間以外の時間で行っている障害者への対応の準備、研修、休憩時間など、職員体制に影響が出てしまいます。障害者への適切な対応の内容や職員の体制を維持し、障害者の生活や体験に大事な現在の行事等は確保・維持しなければなりません。これらを踏まえた支援をお願いします。

会議録

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