本文へ移動

現在位置 :トップページ請願・陳情の検索 › 介護保険の負担軽減とサービスの充実を求める陳情

介護保険の負担軽減とサービスの充実を求める陳情

26-18 介護保険の負担軽減とサービスの充実を求める陳情

受理番号
26-18
受理年月日
平成26年8月4日
付託委員会
厚生委員会
委員会付託日
平成26年9月25日
議決年月日
議決結果
審議未了
紹介議員

内容

 介護保険の負担軽減とサービスの充実を求める陳情

【陳情の趣旨】
1.介護保険料の引上げをしないこと。軽減制度を拡大し保険料負担を軽減すること。
2.要支援者の受けられるサービスの質と量が後退しないよう区として対策をとること。
3.介護保険利用料に軽減制度をつくり利用料負担の軽減を図ること。
4.特別養護老人ホームの更なる増設を図ること。区として増設目標をもつこと。
【陳情の理由】
 高齢者の医療と介護は法改定で、高齢者人口のピークとされる2025年に202万床の入院ベッドが必要でありますが43万床減らし、看護体制が最も手厚い「7対1病棟」は36万床から半分の18万床に減らすなど、病気で入院しても早期退院を迫られたり入院ベッドが足りず入院できない人が増える可能性があります。
 政府は病院や施設から追い出されても地域で医療や介護が受けられる「地域包括ケアシステム」を区市町村が中心になってつくると言いますが、受皿がありません。訪問看護の看護師は全体の2%、3万人しかおらず介護職員は100万人も不足しています。
 法改定では、介護保険で要支援と認定された人の訪問介護と通所介護は保険給付では受けられなくなり、区市町村がボランティアや民間企業に委託して見守りや配食サービスを提供するとしています。予算に上限が付けられ、区市町村は国から給付費削減を義務付けられます。
 サービスが後退するのではないでしょうか。
 また、一定の所得以上の人の利用料に2割負担を導入、特別養護老人ホーム入所は原則要介護3以上に限定、預貯金や配偶者の所得状況で施設入所者の軽減措置(補足給付)は打切りなど、かつてないサービス抑制と負担増の流れです。
 その上、介護保険は、高齢者が増え介護費用が増えれば、保険料が自動的に上がる仕組みと言われ、今でも高い保険料が更に高騰する可能性があります。
 私たちは良質の介護サービスが安心して利用でき、保険料と利用料負担が重くならないよう、足立区に上記のことを求めたいと思います。

会議録

Copyright © Adachi City Government. All rights reserved.