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高野小学校・江北小学校の学校統廃合計画中止に関する陳情

28-6 高野小学校・江北小学校の学校統廃合計画中止に関する陳情

受理番号
28-6
受理年月日
平成28年2月12日
付託委員会
文教委員会
委員会付託日
平成28年2月26日
議決年月日
平成28年3月24日
議決結果
不採択
紹介議員

内容

 高野小学校・江北小学校の学校統廃合計画中止に関する陳情

【陳情項目】
 高野小学校と江北小学校の統廃合を中止し、両校とも存続させてください。
【陳情理由】
 この江北地域は、日暮里・舎人ライナー高野駅などの近くでマンション建設が増え、沿線の人口は、確実に増えています。さらに江北地域のエリアデザイン(再開発)によって新たに商業地域化していくことが予想され、さらに人口増加が見込まれます。今まで足立区と足立区教育委員会が強行してきた学校統廃合の中で再開発と関係した学校では、児童生徒数が増え、新田学園を始めとして校庭がなかったり、校庭にプレハブ校舎が建ったりして教育条件の悪化が見られます。現区長も『人口推計の見誤り』としてこのことを認めています。
 現在、児童数が少なくても今後、増えることを考え、今のまま両校を存続させていくことがもっとも経済的であり、将来を考えた施策です。
 地域住民にとっても『学校は地域の宝』であり、防災の要でもある学校がなくなると、災害時の避難所が不足し、遠くなります。地域コミュニティの核や地域住民のつながりが壊れてしまいます。エリアデザインは、子ども・地域の声を生かし、住みやすい地域づくりの視点に立脚して進められるべきです。
 全ての生徒の豊かな人格の形成と真の学力向上のためには、教職員や保護者、地域の方々が、子どもと様々に関わり、丁寧に教え育てていくことが大切です。
 がんばる目標があり、本人の努力とまわりの励まし、みんなと協力して出来たときの喜びと自己肯定感の獲得は、将来の生きる力になります。このためには、小さいクラスサイズが有効です。世界では、1クラス25人から20人です。日本でも、国と都の35人学級(現在、小1、小2、中1まで35人学級)が進行し、今後、小中学校全学年の1クラスの基準が30人になった場合、教室が大幅に不足します。
 足立区の計画は、統廃合先にありきで、再開発による人口増、少人数学級に対応したクラス増、統廃合に伴う避難所や通学路の安全(幹線道路を渡るなど)の検討がなされていないことが多々あり、「区民の意見を聞かず」に強行しています。住民の意見をきちんと聞くべきです。
 以上の理由から、この統廃合計画を中止し、両校ともに存続させてください。

会議録

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