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米軍属による女性殺害事件に抗議し、在沖米軍基地の整理・縮小と辺野古新基地建設計画の断念の意見書の提出を求める請願

28-14 米軍属による女性殺害事件に抗議し、在沖米軍基地の整理・縮小と辺野古新基地建設計画の断念の意見書の提出を求める請願

受理番号
28-14
受理年月日
平成28年5月24日
付託委員会
総務委員会
委員会付託日
平成28年6月10日
議決年月日
議決結果
審議未了
紹介議員
土屋のりこ

内容

 米軍属による女性殺害事件に抗議し、在沖米軍基地の整理・縮小と辺野古新基地建設計画の断念の意見書の提出を求める請願

【請願の要旨】 
 またしても発生した米軍関係者による沖縄の女性への凶悪犯罪に抗議するとともに、事件の再発防止のためには在沖米軍基地の確実な整理・縮小が求められる。米軍基地が集中する沖縄にこれ以上の基地負担はあってはならない。普天間飛行場は移設ではなく、即時閉鎖・返還が求められ、辺野古新基地建設計画を断念するための意見書を国に提出するよう請願する。
【請願の理由】
 去る5月19日、うるま市内の20歳の女性の死体遺棄の容疑で元海兵隊の米軍関係者がうるま署に逮捕された。警察の調べで米国籍の米軍属の男性は、強姦し殺害した自供も始めている。
 またしても痛ましい米軍関係者による沖縄県内の女性が被害にあうという事件が発生した。
 1972年5月15日の日本復帰から昨年2015年12月までの間に沖縄県内で発生した米軍関係者による犯罪は、5,896件を数え、その内凶悪犯罪は574件も発生している。
 こうした女性暴行事件などの発生のたびに日米両政府は、極めて遺憾の意を表明し、事件の真相究明と全容解明、綱紀粛正と再犯防止策の徹底を約束するが、事件がなくなることは決してなかった。それは軍隊と基地は、人を殺すための訓練を行う場所であり、軍隊に入隊した普通の民間人を殺人マシーンの米軍兵士に変身させるために軍隊内部で暴力による洗脳教育を行ってきていることを米軍のIVAW(反戦イラク帰還兵の会)の多くの元兵士が証言していることからも明らかだ。米軍基地が存在するかぎり凶悪犯罪は発生するものであり、米軍基地を撤去・返還すること以外にこうした凶悪犯罪を絶滅させることは極めて困難だ。
 日本の国土面積の0.6%の沖縄県に、在日米軍専用施設面積の74%が集中し、1995年9月の少女暴行事件以降、日米両政府が約束した在沖米軍基地の整理・縮小は、この21年間ほとんど進展していない。そればかりか、耐用年数200年ともいわれる巨大な最新鋭の辺野古新基地を建設する計画を進めようとしている。
 今回の女性殺害事件で改めて、確実な在沖米軍基地の整理・縮小と日米地位協定の抜本的な改定、米軍普天間飛行場の即時閉鎖・返還、辺野古新基地建設計画の断念が求められる。
 よって足立区議会に女性の生命、尊厳、人権を守る立場から、米軍関係者による女性殺害事件に関し、厳重に抗議するとともに、下記事項についての意見書を提出するよう請願する。
                 記
1.事件の真相を究明するとともに、犠牲者及び遺族への謝罪と完全な補償をすること。
2.米軍人・軍属等の教育を徹底し、綱紀の粛正を図るとともに、事件の再発防止の抜本的な解決策を公表すること。
3.日米地位協定を見直し、抜本的に改めること。
4.在沖米軍基地の確実な整理・縮小を行うこと。
5.米軍普天間飛行場の即時閉鎖及び返還すること。
6.米軍辺野古新基地建設計画を断念すること。

会議録

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