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公共施設の木質化推進を求める陳情

28-15 公共施設の木質化推進を求める陳情

受理番号
28-15
受理年月日
平成28年5月31日
付託委員会
総務委員会
委員会付託日
平成28年6月10日
議決年月日
平成28年9月27日
議決結果
撤回承認
紹介議員

内容

 公共施設の木質化推進を求める陳情

【陳情の趣旨】
 国は、国土の67%を占める森林の適正な整備及び木材の自給率向上を図る事を趣旨として「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律(以下「木質化促進法」と言う)」を平成22年に全会一致をもって制定しました。同法4条では「木材の利用の促進に関する施策を策定し、公共建築物における木材の利用に努めなければならない」と自治体の責務が明文化されました。
 木材利用方針の策定自治体数は、平成27年3月末時点で1,472自治体(全国1,741、策定率84.5%)となっています(平成28年2月18日農林水産大臣・国土交通大臣公表)。東京都では多摩産材利用推進方針を策定し、区市町村への協力を求めています。平成24年に港区、平成26年には江東区・品川区が「木材利用推進方針」(全都62のうち策定は9自治体)をそれぞれ策定しました。木材利用は、国の全省庁におよび、警察庁や防衛省などでも実施され、平成26年度だけでも木造化(構造耐力上主要な壁、柱、梁、けた、小屋組み等の全部一部)が32棟で整備されました。
 木材利用推進中央協議会主催の平成27年度優良木造施設コンクールでは、江東区有明小中学校、山梨県韮崎市立すずらん保育園、静岡県草薙総合運動場体育館など、市民が集い、ときには避難施設となる公共建築物がそれぞれ表彰されています。
 足立区においては、国土交通省木造建築技術先導事業として、国内最大規模の木質系耐火・耐震5階建て(ツーバイフォー工法)の特別養護老人ホーム「第二足立新生苑」(花畑)や江北白百合幼稚園(江北)、レイモンド保育園(花畑)など、「木のぬくもり」を押し出す介護・教育施設が増えています。
地域社会の中心となる公共建築物はゆとりと潤いのある快適な場所でなければなりません。同時に木質化、国産材使用は森林の保全と地球環境問題解決の一助となるものです。以上のことから次のことを陳情いたします。
 【陳情項目】
1.建て替えや改修時期を迎える公共施設(学校施設、図書館、住区センター等)には、木質化・木造化(柱、梁、けた、小屋組み等の全部・一部又は内装や外装)を図ってください。
2.公共施設の木質化・木造化にあたっては、地元業者へ発注を積極的に行なってください。

会議録

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