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東綾瀬公園にドッグランの新規設置についての意見書の提出を求める請願

29-11 東綾瀬公園にドッグランの新規設置についての意見書の提出を求める請願

受理番号
29-11
受理年月日
平成29年5月18日
付託委員会
建設委員会
委員会付託日
平成29年6月9日
議決年月日
平成29年6月22日
議決結果
採択
紹介議員
古 性 重 則
た だ 太 郎
前 野 和 男
岡 安 たかし
佐々木 まさひこ
はたの 昭 彦
鈴 木 あきら
長谷川 たかこ
へんみ 圭 二
松 丸 まこと

内容

 東綾瀬公園にドッグランの新規設置についての意見書の提出を求める請願

【請願の趣旨】
 本ボランティア団体「東綾瀬公園ドッグランサポーター」は、都立東綾瀬公園にドッグランを新設することを請願し、東京都に対し意見書の提出を求めます。
【請願の理由】
 東綾瀬公園は、綾瀬駅に近く緑の多い公園として地域住民のみならず愛犬家や多くの人が集まる憩いの場として親しまれております。しかし近年、近くに東綾瀬公園があるので犬を飼ったという意見などもあるように公園近隣では愛犬家が急増し、同時にノーリードや犬の排泄物の放置など様々なトラブルも多く発生するようになりました。
 平成27年度現在、足立区では犬の登録頭数が世田谷区・練馬区に次いで都内で3番目に多く、平成27年度の東京都福祉保健局のデータでは26,480頭にものぼります。さらには未登録の犬を含めるとその倍の頭数が飼育されている可能性もあるといわれています。しかし、足立区でドッグランが設置されているのは舎人公園1カ所のみという現状にあります。
 災害時はペットの同行避難が推奨されていますが、ペットの避難場所は確保されていません。さらには東綾瀬公園近隣で犬を飼育する住民の中には高齢者世帯も多く、大型犬などもおり、舎人公園までの同行避難は困難であるといえます。最悪の場合、飼い主とはぐれた迷い犬の野犬化の恐れがあります。
 ドッグランを設置することで、人と犬とのすみ分けができ、犬が苦手な人や「ペットと子供の遊び場が同じなのは衛生的に不安」という問題も軽減され、犬と人との望ましい共存が期待できます。
 ドッグランは単に犬を放し飼いにするだけの場所でなく、公共の空間としてお互いに基本マナーを守ることで初めて快適な場所となります。ドッグランを通じて、しつけ教室を開催し、飼い主のマナーが向上します。犬の登録頭数は年々増加していますが、足立区では未だ未登録で犬を飼育している家庭が多いと推察されます。ドッグランを利用する際に登録制にすることで、畜犬登録や狂犬病予防接種の必要性を認識してもらい、飼い主として愛犬の健康と生活圏の安全を守る義務を理解してもらえます。
 災害時、東綾瀬公園にドッグランがあれば、ペット同伴世帯の避難場所として利用できます。高齢者世帯でペット同行避難が困難な場合にも、移動が容易になります。また、動物アレルギーや犬が苦手な人と隔離することで、災害避難時のストレス減少にもなります。また、ドッグラン内での愛犬家同士の情報共有が迷い犬など被災ペットの減少にもつながります。
 以上の理由から、東綾瀬公園ドッグランの設置は大変有益で東京都建設局のパークマネジメントマスタープランの主旨に沿うものであるといえます。人と犬とが快適に共存できる環境整備にご理解とご協力をいただきたく、お願い申し上げます。

会議録

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