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中途難聴者に対する補聴器購入費助成を求める陳情

元-4 中途難聴者に対する補聴器購入費助成を求める陳情

受理番号
元-4
受理年月日
令和元年6月10日
付託委員会
厚生委員会
委員会付託日
令和元年6月20日
議決年月日
令和2年6月25日
議決結果
撤回承認
紹介議員

内容

 中途難聴者に対する補聴器購入費助成を求める陳情

【陳情の趣旨】
 中等度難聴児発達支援事業や補装具費支給制度の対象とならない高齢期難聴者や若年性難聴者など、中途難聴者に適用できる、補聴器購入費助成の制度をつくってください。
【陳情の理由】
 私たち難聴者は、社会から取り残される不安と心細さを抱え、車や自転車、人などの接近(特に後方)、水道やガスなど生活音にも気づけないで、危険やトラブルと常に隣り合わせで暮らしています。
 話についていけず聴こえるふりをしながら過ごし、気がつけば人中から身を引き、一人過ごす、最近は言葉も忘れてしまったという高齢難聴者、何度も聞き返す、聴き間違いが頻繁で、不真面目だ、集中力に欠けるなどと言われ、仕事を辞めざるを得なくなったという40代の働き盛りの人の話もきいています。いずれも障がい認定要件(両耳70dB以上)を満たさない中途難聴者の声です。
 「聴く・聴こえることは単に音として認識するだけではなく、受けた信号(音や言葉)からきれいな情景を思い浮かべたり心を弾ませる感情を呼び起こしたりして、脳を活性化させます。この作業が低下すると認知機能も低下してしまう。だから聴こえの悪さに気づいたらなるべく早く補聴器を使うことを検討すべきだ。」と2017年に開かれた国際会議で、慶應義塾大学医学部耳鼻咽喉科の小川郁教授がお話されています。
 区が、今ある制度の対象とならない難聴者に対して、補聴器購入費に助成し応援することで、社会参加や認知症予防につなげ、安全で心豊かな生活が送れるよう支援する制度を作っていただくことを、切に求めます。

会議録

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