公立保育園の民営化計画の見直し等を求める陳情
16-34 公立保育園の民営化計画の見直し等を求める陳情
- 受理番号
- 16-34
- 受理年月日
- 平成16年12月9日
- 付託委員会
- 厚生委員会
- 委員会付託日
- 平成16年12月16日
- 議決年月日
- 平成17年3月24日
- 議決結果
- 不採択起立多数
- 紹介議員
内容
公立保育園の民営化計画の見直し等を求める陳情陳情の趣旨及び理由
子どもたちがすこやかに育ち、保護者の就労や子育てを支援する場所として、国や自治体の責任で運営されている保育園はとても大切な存在です。
東京都は、認可保育園より保育料が高く、人員配置や面積基準を低く押さえた「認証保育所」の設置を促進する一方で、認可保育園にたいする「都加算補助」の見直し、包括化をすすめようとするなど、現在の保育水準を大幅に後退させようとしています。
足立区は保育園に入りたくても入れない、いわゆる「待機児」がたくさんいます。したがって一日も早い待機児の解消が、多くの保護者の願いです。しかし、足立区はこうした要望にはこたえず、反対に公立保育園を廃園して民営化する方向を押しすすめようとしています。
不況による収入減や、家庭だけで子育てに悩んでいる人たちが増えるなど、子育ての環境はいっそう厳しくなっています。保育料の軽減や、子育てに悩む父母をサポートすることも求められています。
私たちは、「足立区で子どもを産み育てて良かった」と思える地域にしたいという願いで、以下のとおり要請致します。
【陳情する事項】
１．足立区は、公立保育園の民営化計画を見直してください。
２．待機児の解消にむけて認可保育園の拡大を求めます。
３．足立区は、保育料の値上げを中止して下さい。
４．東京都にたいして「都加算補助の見直し・包括化」はおこなわず、現行の補助を維持・拡充するよう意見書を提出してください。
５．民間社会福祉施設サービス推進費補助制度を充実するよう東京都に意見書を提出してください。
