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介護保険料負担を減らす「介護保険料負担軽減給付金」制度の創設と介護従事者の待遇改善を求める陳情

05-8 介護保険料負担を減らす「介護保険料負担軽減給付金」制度の創設と介護従事者の待遇改善を求める陳情

受理番号
05-8
受理年月日
令和5年6月9日
付託委員会
厚生委員会
委員会付託日
令和5年6月23日
議決年月日
議決結果
継続審査
紹介議員

内容

 介護保険料負担を減らす「介護保険料負担軽減給付金」制度の創設と介護従事者の待遇改善を求める陳情

【陳情の理由】
 介護保険制度は、高負担、低給付です。「介護保険料負担軽減給付金」制度の実現を求めます。
 介護保険制度は、現状の高齢者の生活実態に即さない制度に変容してきています。高い保険料は非常に重たい負担となっており、「介護保険料は高すぎる」「少ない年金から天引きされて、これでは生活できない」と多くの人が訴えています。介護保険料設定は逆進性が強く、所得の低い方々の保険料負担割合が非常に高くなってしまう特徴があります。保険制度導入当初は全国平均月額3,000円程度と保険料が安かったためそれほど問題となっていませんでしたが、第8期計画の保険料は足立区でも7,000円に迫る金額となり、所得の低い人ほど負担が重くのしかかる逆進性の問題点が課題として浮かびあがってきます。
 加えて「自己負担が高くて利用できない」という声や、サービスを利用したくても「介護認定の基準が厳しすぎる」との声が多く聞かれる実態があり、介護保険は生涯利用しないままで終わる方が8割にものぼります。これでは、何のために高い保険料を払っているのか分からなくなります。
 高齢者・低所得者にとって、人間らしく住み続けられる足立区にするため以下に掲げる1.の項目を実施するよう求めます。
 また、介護従事者の人員不足、定着率の低さは深刻な問題となっています。仕事量の多さ、責任の重さに比して介護従事者の待遇は低く、結果として人員がいつも不足せざるを得ない状況が発生しています。足立区として介護従事者の待遇を改善し、介護職場を魅力ある職場へと改善をするため、以下の2.3.の項目を実施するよう求めます。
【陳情の趣旨】
1.足立区の単独事業として、住民税非課税者に月2,000円、その他の人に月1,000円の「介護保険料負担軽減給付金」支給制度の創設を求めます。
2.介護職員初任者研修、介護職員実務者研修などの資格取得・講習参加にあたり、受講中の賃金を足立区が保障する制度を実現してください。
3.足立区内の介護事業者が介護職員の確保・増員をはかれるよう、給与の上乗せ策を含め待遇改善のための取り組みをおこなうことを求めます。

会議録

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