小学校図書館の司書を中学校同様に直接雇用に切り替え、週5日配置することを求める陳情

受理番号

05-11

受理年月日

令和5年6月12日

付託委員会

文教委員会

委員会付託日

令和5年6月23日

議決年月日

議決結果

継続審査

紹介議員

内容

　小学校図書館の司書を中学校同様に直接雇用に切り替え、週5日配置することを求める陳情

【陳情の趣旨】
　小学校の図書館活動を更に充実させるために、小学校の司書も安心して働くことができるように、直接雇用で週5日配置するよう取り組んでください。
【陳情の理由】
　小学校図書館司書の働き方が変わり（業務委託→派遣、週1日→2日→3年かけて全校で週4日）現場では下記のような喜びの声が聞かれました。
（児童・先生から）
・本の整理管理がきちんとされて図書室がきれいになり本を探しやすくなりました。季節の行事に合わせた飾りなどもされ、楽しい場所になり、図書室の利活用への意欲向上にも役立っています。
・「本選びに迷っていたら、声をかけてもらい相談できました。読む本を早く見つけられて良かったです」と、子どもたちの読書への興味・意欲も高まり、コロナでの色々な制限の中でも一生懸命読む子が多くなりました。
・司書と直接話せるようになり、相互理解して仕事が出来るようになりました。子どもたちに人気の本などのアドバイスをもらい助かっています。
（司書から）
・先生方と自由に話が出来るようになり、安心して働けるようになりました。
・子どもたちと触れ合う時間も生まれ、やり甲斐を感じられるようになりました。
以上の喜びの声の一方で、更なる利活用の為の切実な要望が多く出されています。
（児童・先生から）
・司書の人が毎日勤務出来るようにしてください。そうなれば毎日図書室が開いているし、入っていけます。いつだって相談できます。
・今年度から週4日司書が勤務する学校があると聞き期待していましたが、外れました。毎日来てもらえれば、もっと話し合いが出来ますし、協力し合うことが出来ます。もっと力を発揮してもらえます。毎日図書室を開けておくことも出来ます。年度途中からでも、是非勤務日を増やしてください。
（司書から）
・週2日では、環境整備で手一杯です。読み聞かせや学習支援等子どもたちの指導にもっと関わりたいです。直接雇用に切り替え、勤務日数を増やし、安定した身分にしてください。一校だけに集中して取り組めるようにしてください。
・生き甲斐を持って働くことが出来るように、名称を支援員から「学校司書」にしてください。
　知の力を基礎にして、学力は高まっていきます。「いつも身近に本がある」「疑問を持ったらすぐ調べられる」という図書環境を整えていくことが、児童の興味関心を高め、学力向上に繋がっていきます。現場からの切実な要望に応え小学校図書館の活動が更に充実出来ますように、よろしくお願いいたします。

会議録