本文へ移動

現在位置 :トップページ請願・陳情の検索 › 省エネリフォーム補助金(トイレ助成)復活を求める陳情

省エネリフォーム補助金(トイレ助成)復活を求める陳情

05-33 省エネリフォーム補助金(トイレ助成)復活を求める陳情

受理番号
05-33
受理年月日
令和5年8月14日
付託委員会
産業環境委員会
委員会付託日
令和5年9月22日
議決年月日
令和6年3月27日
議決結果
採択
紹介議員

内容

 省エネリフォーム補助金(トイレ助成)復活を求める陳情

【陳情の趣旨】
 現在、足立区には住宅改良助成制度の工事種類のひとつに“和式トイレから洋式トイレへの変更”をした場合に8万円を支給する制度があります。2022年度、洋式トイレ工事の変更助成の利用件数は3件に留まり、必ずしも、区民から好評を受けている助成制度とは言えません。
 足立区には2021年度まで、同じような助成制度である省エネリフォーム補助金(節水型トイレの変更工事補助)があり、2021年度の申請件数は178件、2020年度は160件と、利用件数の多い補助制度がありました。しかし、2022年度より省エネリフォーム補助金(節水型トイレの変更工事補助)を打ち切り、代わりに住宅改良助成制度の工事種類に、洋式トイレ変更助成を組み入れしました。ところが、省エネリフォーム補助から住宅改良助成制度に切り替えたと同時に、申請要件を洋式トイレから洋式トイレの変更工事を見直し、和式トイレから洋式トイレへの変更工事のみに限定したことによって、利用件数は激減したと予想されます。
 洋式トイレは、1970年代前半から普及し始め、現在、多くの家庭で洋式トイレが使われています。和式トイレを利用している家庭は、極々一部に限られています。そして、洋式トイレの節水化の歴史を見ると、1970年代、1回の洗浄で16リットル、2000年代には10リットル、現在は4リットルを切り、洋式トイレの節水化が進んでいます。
 トイレで利用する水道水は、浄水場で処理される時に電気を使い、また、家庭で使用した水は、処理場でキレイにしてから河川に戻し、この時も再び電気を使用します。つまり、家庭で使用する水道水の量を減らすことは、「節水」→「節電」→「二酸化炭素の減少」に繋がり、地球温暖化防止に大きく寄与します。
 現行の住宅改良助成制度では、申請要件を和式トイレから洋式トイレに限定したことで、区民の節水型トイレ利用の普及に繋がらず、地球温暖化防止(二酸化炭素の減少)も進まない状況が続いています。
【陳情項目】
 省エネリフォーム補助金の工事種別から除外になった節水型トイレ補助制度を復活させ、多くの家庭に節水型トイレが普及するようにして、地球温暖化防止を各家庭から進めて下さい。


会議録

Copyright © Adachi City Government. All rights reserved.