- 受理番号
- 05-45
- 受理年月日
- 令和5年11月14日
- 付託委員会
- 区民委員会
- 委員会付託日
- 令和5年12月5日
- 議決年月日
- 令和6年7月10日
- 議決結果
- 不採択
- 紹介議員
内容
国民健康保険料を値上げせず、負担を軽減することを求める陳情
【陳情の趣旨】
日ごろから区民のくらしと健康をまもるために尽力をいただいていることに感謝申し上げます。
早速ですが、区民のいのちと健康を守るために、国民皆保険制度を維持することが重要となっています。とりわけ、国民皆保険制度の根幹をなしている国民健康保険制度の改善がなによりも重要です。しかし、国民健康保険料(以下・国保料)が毎年引き上るために、国保料を滞納する方が増えることが危惧されます。
こうしたなかで、2024年度の国保料に関して引き上げの検討がなされているとの報道がされています。
新型コロナ感染の影響により区民のくらしや営業が深刻な影響をうけ、また食料品・生活必需品の相次ぐ値上げ、原油高騰による電気・ガス料金の値上げなど、くらしに重い負担が押し寄せる中で、これ以上、国保料が引き上げられれば、国保料を払いたくても払えない、医者にかかれないという人たちが増え、国民皆保険制度そのものが形骸化されることになりかねません。
国民皆保険制度と区民のくらしと営業を守るために、2023年度に足立区が23区区長会で国保料の値上げに関して区民の立場から、値上げに慎重な発言をしたことを聞いています。2024年度も23区区長会で、国保料の値上げに反対し、東京都と国に対して必要な財政措置を求めるよう要望します。
【陳情項目】
1.2024年度の国民健康保険料を値上げしないようにしてください。また、23区区長会及び23区国保課長会で同様の主張をしてください。
2.国保料への法定外繰り入れ割合の削減を行わないよう、23区区長会に強く働きかけてください。
3.一昨年度から実施されている、就学前の子どもの均等割保険料が半額に軽減されることになったことは大きな前進です。しかし、就学児以降は経済的負担が増大します。他の社会保険制度にはない均等割保険料の廃止を関係機関に働きかけてください。
会議録