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静ひつな教科書採択環境の確保に関する陳情

17-6 静ひつな教科書採択環境の確保に関する陳情

受理番号
17-6
受理年月日
平成17年5月25日
付託委員会
文教委員会
委員会付託日
平成17年6月7日
議決年月日
平成17年12月5日
議決結果
撤回承認
起立なし
紹介議員

内容

 静ひつな教科書採択環境の確保に関する陳情

【趣旨】
 平成18年度から区立中学校で使用される教科書の採択が実施されるに当たり、教科書採択の権限と責任を有する教育委員会において、静ひつな採択環境の確保に万全を期し、適正かつ公正な採択が実施されますよう陳情いたします。
【陳情項目】
1.教科書の採択は、近隣諸国関係からの働きかけや干渉に影響されることなく、教科書の内容についての十分な調査研究によって、適正かつ公正に実施されること。
2.教育委員は、脅迫まがいの不当な圧力に屈することなく、適正かつ公正な採択を実施すること。
3.円滑な採択事務に支障をきたすような事態が生じた場合や違法な働きかけがあった場合には、警察等の関係機関と連携を図りながら毅然とした対応をとること。
【理由】
 現在、平成18年度から使用される区立中学校教科書の採択事務が進行中であります。
 国定教科書制をとっていない我が国では、複数の教科書がその質を競い合う仕組みになっており、子供たちが使うに最良の教科書を選定する採択権限は各教育委員会に委ねられています。教育委員会は、外部からの働きかけに左右されることなく、その教育方針とともに学習指導要領に基づき、教科書の内容についての十分な調査研究によって、適正かつ公正な採択を実施する責任を有しています。
 しかし、4年前の前回採択時、近隣諸国からの全国の教育委員に対して、公然と、特定の教科書を採択しないように働きかけが行われました。今年度も、誠に遺憾ながら、歴史教科書等について、近隣諸国関係から内政干渉といえるような言動等が続いています。教科書採択は、そのような外圧に影響されないように留意する必要があります。
 また、前回のように一部活動家等が教育委員らの自宅にまで恐怖心をあおるような電話や手紙等をもって圧力を加えるという異常な事態が起こった場合には、決して看過せず、文部科学省通知にあるように、「警察等の関係機関と連携を図りながら毅然とした対応をとる」必要があります。
 教育委員会におきましては、子供たちにとって最良の教科書を採択する責務をまっとうするため、あらゆる干渉や不当な圧力等に毅然と対処し、静ひつな採択環境の確保に万全を期していただきますようお願いいたします。

会議録

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