- 受理番号
- 06-3
- 受理年月日
- 令和6年6月10日
- 付託委員会
- 文教委員会
- 委員会付託日
- 令和6年6月24日
- 議決年月日
- 議決結果
- 継続審査
- 紹介議員
- 長谷川たかこ
内容
不登校支援事業の抜本的な支援拡充を求める請願
【請願の趣旨】
去る5月31日、内閣府が、調査の結果15〜64歳でひきこもり状態にある人は全国で推計146万人いると公表しました。その子ども版である不登校者の人数ですが、これも由々しき事態になっております。足立区の小・中学生の不登校者数が年々増えている状況の中で、不登校の子ども達に対する別室登校や別室での給食、個々の学力に応じたきめ細かな学力の底上げなど、個々に応じたきめ細やかな対応と実効性ある支援施策の構築が急務です。
【請願の理由】
まずは、不登校になった理由のアンケートを実施し、不登校の原因を解消するための施策を打ち出すことが求められます。そこから、小・中学校の不登校支援の在り方をそれぞれ検証し、効果的な支援を構築するため、必要な予算を計上し、年次計画を立て、着実に進めることを要望します。
【請願項目】
1.大至急、不登校の子ども達に、不登校になった理由のアンケートを実施することを求めます。
2.1で得たデータを元に、不登校の原因を解消するための施策を実施することを求めます。
3.令和5年度10月より足立区においては区立六月中学校をモデルとして不登校未然防止事業(SSR)を打ち出され、令和6年度からは六月中学校、第一中学校、蒲原中学校、加賀中学校4校で実施となりました。モデル校4校で行われている事業からエビデンスを取り、不登校の子ども達に対する個々に応じたきめ細やかな対応と実効性ある支援施策の拡充につながるよう求めます。
4.SSRの小学校版と中学校版をそれぞれ構築することを目的とし、足立区全小中学校で全区展開することを強く要望致します。
5.不登校の子ども達の学力の底上げとなるよう、必要な予算を付け、個々に応じた学習支援の場の提供をSSRで行うよう求めます。
6.SSR実施に必要な予算措置を早急に行うよう強く求めます。
以上、これらの点に着眼点を置いた教育行政の抜本的な支援施策の構築を強く求めます。
会議録