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ベルドウムール扇大橋マンション(扇2−3−14)建設に関する陳情

15-12 ベルドウムール扇大橋マンション(扇2−3−14)建設に関する陳情

受理番号
15-12
受理年月日
平成15年6月2日
付託委員会
建設委員会
委員会付託日
平成15年6月17日
議決年月日
平成16年6月9日
議決結果
撤回承認
紹介議員

内容

 ベルドウムール扇大橋マンション(扇2−3−14)建設に関する陳情

 平素、我々区民の安全と生活の向上にご尽力いただき有難うございます。心から感謝申し上げます。
 さて、我々扇南町会の一部の土地(約821平方メートル)に高層の分譲マンション建設計画が進められております。このマンションの事業主の説明では、「この計画は、都市計画法や建築基準法等の法律に基づき建設されるものであり、住民の受任限度の範囲に納めた計画である。従って、建物配置・高さ・戸数は会社の方針であり絶対に減らす考えはない」との企業利益一点張りで、近隣住民への配慮や対応を全く無視した計画で推し進めようとしています。住民の要望は、一切受け入れないとの回答でした。何のために建築紛争条例があるのでしょうか。
 我々近隣住民が心配する、日影・風害・プライバシー・騒音及び交通被害を無視して強引に計画を進めようとしています。特に、地域住民及び学校関係者が一番に危惧しているのは、ご承知のとおり、この地域は道路が狭く車両は勿論歩行や自転車の通行に危険の伴う住居地域です。
 このマンション計画は、常識的に見ても誰が見ても無理な計画です。敷地の北側に開発による敷地提供道路も設置せずに、幅員4メートル区道に面して約40台が出入りする駐車場出入り口を設けます。この道路は、地域住民の生活道路であり、尾久橋通りへのアクセス道路として現在でも車両通行が多く、通園、通学、通勤の歩行者、自転車にとって危険な狭い道路です。また、この道路は、火災や災害時においても地域の重要な道路です。我々は、事業主側に対してせめて6メートル位の道幅が取れるように敷地提供を求めておりますが、聞き入れてもらえません。
 我々地域住民は、法律を盾にして営利主義丸出しで近隣の被害や迷惑を無視する、この事業者には本当に困っております。
 そこで、我々地域住民は、区議会が、足立区民の生活環境を守るために「安全、安心・安らぎ」のある街づくりが進められるように、事業者に対する強い指導を発揮されるよう、大勢の地元町会住民の署名(別添)を添えて、切に陳情する次第であります。

【陳情項目】
1 事業主から、先日、近隣住民からの要望に対し社長名による文書回答がありました。それによると、「14階建て・39戸という規模は、会社としての方針で譲ることは出来ない。但し、近隣住民の要望を入れて、階高を各階10センチメートル低くして全体の高さを、1.45メートル低くする。また、北側の4メートル区道については、区との等積交換分と多少の配置変更により外壁から1.43メートル空間を確保した。これが事業主として最大の譲歩でこれ以上は譲れない」と言うものでした。この程度の変更が、譲歩といえるものかと我々近隣住民は憤慨しております。あまりにも時代錯誤で、企業主義優先で、住民無視の事業主の姿勢は許されるものでしょうか。
 建物の規模を周辺環境に調和するように階数を低く変更して、周辺のマンションに見られるように、北側はできるだけ空間を保ち、風害の緩和と圧迫感・プライバシー等の近隣住民への被害を減少すること。
 駐車場への出入口は、東側の尾久橋通り側に設置するよう強くご指導をお願いいたします。
2 北側の4メートル区道は、現在でも狭く、歩行者や自転車・自動車の通行に危険が伴っている。そこへ約40台の自動車と60台の自転車が集中することになり、さらに、来客の車、宅配便の車などが周辺に駐車することとなる。危険このうえなき状況が発生することが明らかなので、北側の区道が最低でも6メートルの幅員が確保できるように敷地提供と車寄せの設置を、強く指導されるようお願いいたします。
3 工事中の工事車両の通行と工事ゲートの位置についても、前記第2項目にある地域の現状を考慮した上で、近隣住民との協定等が成立するまでは、本工事を着工しないよう厳しくご指導をお願いいたします。

会議録

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