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医療制度改革について患者負担増の計画の中止を求める陳情

18-2 医療制度改革について患者負担増の計画の中止を求める陳情

受理番号
18-2
受理年月日
平成18年2月8日
付託委員会
厚生委員会
委員会付託日
平成18年2月24日
議決年月日
議決結果
審議未了
紹介議員

内容

 医療制度改革について患者負担増の計画の中止を求める陳情

医療制度改革について患者負担増の計画の中止を求める陳情

陳情趣旨
1.高齢者医療を中心とした患者負担等の見直しを中止する事を求める意見書を政府及び厚生労働省に提出していただきたいこと。
陳情理由
 政府・与党医療改革協議会は昨年12月1日、医療制度改革大綱を決定しました。その内容は本年10月から70歳以上の一定以上の所得者(夫婦で年収620万円以上、本年10月からは520万円以上)の患者負担を現行の2割から3割に引き上げる、2008年4月からは70歳から74歳の一般所得者の患者負担を1割から2割へ引き上げる、また、新たな高齢者医療制度を創設し、75歳以上を加入対象者として、月額約6000円の保険料を年金から天引きする、がん患者や人工透析患者も含めて、負担限度額を引き上げるなど、国民に負担を押し付けるもので、とりわけ、高齢者負担増に重点が置かれたものになっています。
 医療制度改革大綱では、「国民の安心の基盤である皆保険制度を維持し、将来にわたり持続可能なものとするため」の制度構築を目指し、「国民が負担可能な範囲とする」医療費抑制の仕組みを導入するとしています。しかし、医療費自己負担は、国民が負担できる範囲を既に大きく超えているというのが多くの国民の実感です。さらに、日本の医療費は対GDP比でみても国際的に低い水準にあり、わが国の経済力に比して決して過大なものではありません。
 都民の命と健康を守る保険医として、度重なる患者負担の大幅な引き上げによって受診が抑制され、都民のいのちと健康の維持に多大な悪影響をもたらすのではないかと危惧しております。そのため、患者負担増を撤回し負担軽減することが必要と考えます。つきましては、高齢者医療の自己負担等の見直しを中止する事を求める意見書を、貴議会から、政府及び厚生労働省に提出していただきたく、緊急に陳情いたします。

会議録

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